2019年09月07日

良く見える眼鏡ではなく、ラクみ見えるようにする眼鏡

 「視力は良いみたいですが、
本の行を飛ばして読むことがありますし、
漢字も苦手で、
うまく見えてるのでしょうか?」

とのご相談をお受けしました。


視力はよく見えていて、手元が苦手の場合、
たいていは遠視を疑います。

目を測定させていただきますと、
右目に弱い遠視と乱視があり、
左目は正視で理想的な素晴らしい目でした。

お母様のおっしゃている症状が出るのは
この程度の度数では考えにくく、
他の原因を探します。

幸いにもプリズムテスト出来そうでしたので、
分離プリズムテストをして斜視・斜位を確認してみます。

外斜位と上下斜位が潜んでるのがわかりました。
これはとてもしんどいです。

人間の目は左右それぞれに見て、
網膜に映った映像を脳に送り、
脳で二つの映像を合成して、
一つのモノが立体的に見えるようになっています。

たとえば、机の上にあるコップを見るとすると、
両目ともコップに視線が行くように目を動かします。

右目と左目の片目づつで見比べると微妙に見え方が違うはずです。
この微妙なズレを利用して立体的に見えるようにできています。

視線は両目共にコップに行っています。

ところが上下斜位があると
視線を合わせることにとても苦労します。

目の筋肉は上下に動かすのは難しい造りになっています。
まだ小さいのに、
スゴイ力を使って視線合わせされてます。

視線が合わなくなると2重にダブッて見えてしまいます。
たぶん、
このお子様も疲れた時には、
視線を合わせられなくなって
コップが二つ見えてしまうはずです。

視線を合わせることにとても力を使うので、
手元を見ることがイヤになり、
よく見ようとしなくなります。


斜視ではないので、
両目で見る力はついてます。

ただ、見ることがしんどいんです。

大変な思いをして見ようとされてるんです。

光りを曲げて見やすくする、
プリズム入りの眼鏡をご利用いただくことで、
『見やすく・疲れず・快適に』
お過ごしいただけるようになります。

プリズムの度数を決めるのは、
強すぎず・弱すぎず、
微妙なさじ加減が必要です。

上手に作れば
とても見やすい眼鏡が出来上がります。

このお子様は視力1.0でてますので、
よく見えるようにする眼鏡ではなく、
力を抜いてラクに見れるようにする眼鏡になります。
20190907kodomo.jpg

朝起きてから寝るまで、
一日中掛けていただくことで、
力を抜いて視線あわせが出来るようになり、
見ることがラクになります。

見やすくなれば、
今まで苦手だった漢字も出来るようになりますし、
いろんな本を読んでくれると思います。

見やすくなれば、
今まで出来なかったことが、
どんどん出来るようになるので、
これからの成長が楽しみです。

レンズに薄い色が入ってますが、
光りに弱い目をされてるようでしたので、
お母様とお子様とよく相談して、
薄い色の入った特殊なレンズで
お作り頂いてます。

疲れないように、
ラクに見ることが出来るように
一日中ご利用頂く眼鏡ですので、
ずり落ちない眼鏡を選ぶことが大切です。

軽くて、丈夫で、
ズレ落ちない工夫のしてある眼鏡で
お作りただきました。



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    日本眼鏡技術専門学校卒の
    SS級認定眼鏡士 T.Yamaguchi.

posted by SS級認定眼鏡士 at 14:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 眼鏡
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