2019年01月10日

14年前の眼鏡のパーツ交換で新品のように

 本日は10日正月でお正月気分は今日までなのでしょうかね。
みなさん良いお正月を迎えられましたでしょうか。私も良い年になりますよう精進したいと思います。

14年前にお作り頂いた眼鏡ですが、パーツ交換して新品に蘇りました。
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今までレンズ交換しながら、すごく変形してしまったのを修正したりと、かなり過酷な状態を経験した眼鏡ですが、14年間ご利用になってました。今回はレンズが割れてしまい、耳かけの部分が無くなったとのことで、ブリッジ(真ん中)以外の部品を交換することになりました。14年前の眼鏡が新品のようになっています。(ブリッジ以外新品だから新品のようなモノですよね。)

それにしても、同じデザインで14年間製造し続けてる事がスゴイです。たぶん、20年くらい前から変わらず作られてると思います。

人工心臓をデザインされたことで有名な工業デザイナーの Kazuo.Kawasaki さんのデザインされた眼鏡で、レンズを止める部分にネジを使ってないので、ネジのゆるみが無く、軽くて丈夫な眼鏡です。かなり歪んでも修正の効く素晴らしい眼鏡です。普通の眼鏡ですとここまで歪むと折れてしまうような変形でも、この眼鏡なら安心して修正できます。よく考えられた、良くできた眼鏡です。

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Uの字に曲がった所とレンズの穴とを挟み込んで固定しています。これがなかなかの優れもので、お客様のお顔に合わせて理想的な状態に調整できたりします。しっかりとフィッテイングできれば、お顔にフィットし、ずれ落ちにくく、見やすく快適な眼鏡になるのですが、問題がひとつあります。作り手の技術が顕著に表れるんです。

フィッティングの上手でない技術者が合わせると、ずり落ちて、とても不快な眼鏡になってしまいます。
反面、技術のある人が作ると、見やすく・かけやすく・快適な眼鏡ができあがります。

昔はこの眼鏡、軽いし、ずば抜けて丈夫ですし、うまくフィッティングすればずれ落ちないかけやすい眼鏡になるので、良く販売したものです。 ただ、デザインに飽きてきて、その他の魅力的なデザインのフレームにひかれていたのですが、20年も前のモノでもパーツ交換出来るというのは、お客様にとってはとてもメリットがありますね。ちょっとこの眼鏡見直そうかと思います。

また少しずつ販売していこうかなって思っています。


    日本眼鏡技術専門学校卒の SS級認定眼鏡士 T.Yamaguchi.
                  



posted by SS級認定眼鏡士 at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 眼鏡